四国ドライブ旅行記
〜 しまなみ海道スクーター・仁淀ブルー・足摺岬 GW3日間 〜
3日間の全行程
新幹線で福山へ飛び、尾道から四国最南端・足摺岬まで一気に駆け抜けた3日間
3日間のタイムライン
GWの渋滞を避けつつ、しまなみ・仁淀ブルー・足摺を1日1エリアで贅沢に巡った行程
尾道 千光寺の鎖道
新幹線で福山着、レンタカーで尾道へ。まず坂の町・尾道の急斜面を散策。千光寺参道には岩壁に打ち込まれた鉄製の鎖を伝って登る「鎖道」があり、本格的な岩場クライミングが楽しめる。足元は急峻だが、登り切ると尾道水道を一望できる絶景が待っていた。
⛰ 尾道 / 広島県


尾道食べ歩き — 天むす・桂馬蒲鉾・カフェ
千光寺から坂道を下りながら、尾道の定番グルメをはしご。まずは「尾道天むす」——エビ天を包んだ尾道ならではのご当地おにぎりで、テイクアウトして坂道の途中でほおばった。続いて明治時代創業の「桂馬蒲鉾商店(KEIMA STORE)」へ。瀬戸内の魚介を使った揚げかまぼこは外はカリッ、中はふわふわで絶品。締めは「喫茶・軽食よたろう」で、クリームソーダとプリン、アイスラテを一息つきながら堪能した。尾道は食べ歩きだけでも十分旅になる。
🍡 尾道食べ歩き / 広島県尾道市

向島スクーター → 因島水軍城
尾道渡船で向島へ渡り、「島ライダー」でスクーターをレンタル。因島大橋を渡って因島へ。村上海賊・因島村上氏の拠点だった因島水軍城は小高い山の上に建つ模擬天守で、瀬戸内の多島美を見渡せる。海賊の歴史ロマンを感じながら、スクーターで走る島の道は最高に気持ちよかった。
🏰 因島水軍城 / 広島県尾道市因島
しまなみ海道の橋
原付スクーターなら橋の自転車・原付専用道を走れる。遠くに連なる島々と橋を眺めながら、潮風を浴びて走るこの体験は格別。橋の上から見る瀬戸内の多島海は、まさにしまなみ海道の真骨頂だ。夕方の柔らかな光が海面に反射して、息をのむ美しさだった。
🌉 しまなみ海道 / 広島〜愛媛


廻船酒蔵 ベッチャーの胃ぶくろ
向島からスクーターを返却し、渡船で尾道へ戻ってそのまま夜の街へ。向かったのは「廻船酒蔵 ベッチャーの胃ぶくろ」。尾道の廻船問屋の雰囲気を残す空間で、瀬戸内の海の幸が揃う。穴子のしゃぶしゃぶはポン酢でさっぱりといただく繊細な一品で、尾道らしい瀬戸内の恵みを感じた。つぶ貝のつぼ焼きはコリコリとした食感と磯の旨みが凝縮されており、殻ごとじっくり焼いた身を串でくるっと取り出す作業も楽しい。エビと野菜の天ぷらとともに、スクーターで島々を駆け回った1日目を冷えたビールで締めた。
🍶 廻船酒蔵 ベッチャーの胃ぶくろ / 広島県尾道市🏨 尾道みなと館
尾道水道のほとりに建つホテル。翌朝はしまなみ海道を走って四国へ向かう。
村上海賊ミュージアム
しまなみ海道を渡って大島(宮窪)へ。村上海賊ミュージアムでは、因島水軍城でも感じた村上海賊の歴史をより深く学べた。瀬戸内を舞台に活躍した海賊衆の戦略・船・文化が丁寧に展示されており、しまなみ海道のもうひとつの顔を知ることができた。
🏛 村上海賊ミュージアム / 愛媛県今治市宮窪

中津渓谷(仁淀ブルー)
この日は朝から雨。それでも仁淀ブルーを見たくて中津渓谷へ向かった。雨に濡れた岩肌と、澄み切った青緑色の流れが織りなす景観は息をのむ美しさ。晴れた日よりも水量が増し、渓谷の迫力が増していた。遊歩道を歩くほどに仁淀川の神秘的な色が深まる。雨の中津渓谷もまた格別だった。
🌊 中津渓谷 / 高知県仁淀川町
ひろめ市場でカツオのたたき
高知のランドマーク的存在、ひろめ市場。藁焼きカツオのたたきは注文を受けてから豪快に焼き上げるライブ感があって、地元の人や観光客が入り乱れる活気ある空間で味わうと一段とうまい。高知の地酒やぼうしパン、土佐の食文化に触れながらの夕食はGW旅の幸先のよいスタートとなった。
🍣 ひろめ市場 / 高知市🏨 コンフォートホテル高知
高知市内の快適なビジネスホテル。翌朝は早起きして足摺岬方面へ出発。柏島のバギーツアーに合わせて早めに動く。


柏島 バギーツアー(ラグーンレーシング)
透明度抜群の柏島の海を望みながら、四輪バギーで山道・海沿いをおよそ3時間半走り回る「ラグーンレーシング」のツアーに参加。高知の最果て・大月町まで早朝から車を走らせた甲斐があった。エンジン音と潮風、切り立った崖と碧い海のコントラストがたまらない。大人も本気ではしゃいだ。
🏎 柏島 / 高知県幡多郡大月町


足摺海洋館 SATOUMI
足摺岬のそばに立つ「足摺海洋館 SATOUMI」。土佐の海の生き物たちを間近で観察できるリニューアルされた水族館で、透明感のある大型水槽に黒潮の魚が舞う展示は圧巻だ。ウミガメや地元の甲殻類、深海生物など見どころ満載。幻想的な光の演出も美しく、柏島バギーで使い果たした体力を癒やしながら、足摺の海を存分に堪能した。
🐡 足摺海洋館 SATOUMI / 高知県土佐清水市🏨 アシズリテルメ
足摺岬を眼前に望む温泉リゾートホテル。黒潮の海を見渡す露天風呂でバギーと散策の疲れを癒やした。



御食事処 あしずり
アシズリテルメにほど近い「御食事処 あしずり」で土佐清水の海の幸を堪能。まず目を引いたのは足摺岬名物「長太郎貝の黄金焼き」——鮮やかなオレンジ色の貝殻ごとバター醤油で焼き上げた一皿で、ぷりぷりした身に旨みが凝縮されている。カツオのたたきはネギとマヨネーズを添えた地元流で、黒潮の恵みを凝縮したような力強い旨み。土佐の名物じゃこ(ちりめん)を使った炒め物も風味豊かで、足摺岬の旅の締めくくりにふさわしい一食だった。
🐟 御食事処 あしずり / 高知県土佐清水市3日間を振り返って
スクーターで走るしまなみ海道は別格
車では入れない橋の原付専用道を走り、島から島へ。潮風を全身で受けながら瀬戸内の多島海を眺める体験は、しまなみ海道でしかできない特別なものだった。因島水軍城での歴史ロマンも合わさって、1日目は最高の密度だった。
雨の仁淀ブルーも美しかった
中津渓谷は雨だったが、それでも仁淀ブルーの神秘的な青緑色は健在。水量が増した渓谷の迫力はむしろ晴れより増していたかもしれない。「仁淀ブルー」という言葉の意味を、目で直接確認した瞬間だった。
柏島バギーと足摺SATOUMIで四国最南端を満喫
早朝から大月町まで走った甲斐があった。柏島の透明な海を眺めながらのバギーツアーはアドレナリン全開で、SATOUMIでは黒潮の豊かな生態系に魅了された。四国最南端のポテンシャルを知った3日目だった。