富山・立山アルペンルート旅行記
〜 氷見海鮮・雪の大谷・黒部ダム・善光寺 1泊2日 〜
1泊2日の全行程
富山湾の海鮮から立山の絶景へ。アルペンルートで雪の大谷・黒部ダムを越え、長野・善光寺まで縦断した旅
1泊2日のタイムライン
富山湾の幸を満喫してから立山へ。翌日はアルペンルートで黒部ダムを越え長野まで縦断



ひみ番屋街(廻鮮氷見前寿し)
富山駅からレンタカーで能越道を飛ばして氷見へ。道の駅・ショッピングモールと漁港が一体になった「ひみ番屋街」はまさに氷見グルメの玄関口だ。メインは「廻鮮氷見前寿し」——富山湾直送の白エビ・のどぐろ・ホタルイカなど、地元ならではのネタが回ってくる。とろけるのどぐろの握りと、濃厚な白エビの甘みは格別。お土産コーナーでは富山名物の昆布パンも購入。昆布の風味がパンに練り込まれた素朴な味わいが、富山らしさを感じさせた。
🍣 廻鮮氷見前寿し / 富山県氷見市


川の駅 新湊・内川エリア
「日本のベニス」とも呼ばれる新湊の内川へ。漁船が係留された運河沿いに、木造の橋が連なるノスタルジックな風景が広がる。ステンドグラスが美しい神楽橋、屋根付きで趣のある東橋など、どこを切り取っても絵になる。「番屋カフェ」で、窓越しに漁船と運河を眺めながらプリンとカフェラテで一息ついた。とろりとしたカラメルソースのプリンと、のんびり流れる内川の時間がよく似合っていた。
⛵ 川の駅 新湊・内川 / 富山県射水市
富山地方鉄道で立山へ
富山駅でレンタカーを返却し、富山地方鉄道に乗り換えて立山へ。クリーム色にレッドのラインが入ったレトロな車両が特徴的な地鉄。山間の景色を眺めながら約1時間、立山駅へと向かう旅がまた旅情たっぷりだった。
🚆 富山地方鉄道 立山線 / 富山県🏨 グリーンビュー立山
立山駅そばに建つ山岳リゾートホテル。夕食には富山の郷土料理・笹寿司が供され、翌朝のアルペンルートに向けて英気を養った。
富山の郷土料理 笹寿司
グリーンビュー立山の夕食に供された笹寿司。熊笹の葉に包まれた押し寿司で、山菜・鮭・昆布などを乗せた素朴な味わいが富山らしい。ほのかに香る笹の清涼感が、翌日の立山への期待感をさらに高めてくれた。
🍱 笹寿司 / 富山県の郷土料理

立山ケーブルカー
アルペンルートの起点、立山駅からケーブルカーに乗って美女平へ。急勾配を一気に駆け上がるオレンジ色のケーブルカーは、いかにも「これから山岳地帯に入る」という高揚感を高めてくれる。窓の外には立山の深い緑が広がり、標高が上がるにつれて残雪が見え始める。
🚠 立山ケーブルカー / 富山県立山町

室堂 雪の大谷
標高2,450mの室堂に降り立つと、そこには圧倒的な雪の回廊が待っていた。「雪の大谷」は両側に最大20mにも達する雪の壁が続くアルペンルート最大の見どころ。霧がかかった幻想的な白銀の世界の中を歩いていると、日本とは思えない別世界に迷い込んだような感覚になる。5月でも深々と積もった雪は、立山の厳しさとスケールを存分に体感させてくれた。
❄ 雪の大谷 室堂 / 富山県立山町(標高2,450m)

黒部平
大観峰ロープウェイを降りると黒部平。コンクリートのトンネルを抜けた先に広がる山岳の眺めは荒々しく美しい。残雪をまとった北アルプスの峰々が目の前に迫り、標高1,828mの絶景を全身で感じた。ここから黒部湖駅までは地下ケーブルカーで一気に下る。
⛰ 黒部平 / 富山県立山町(標高1,828m)


黒部ダム
アルペンルートの最大のハイライト、黒部ダム。高さ186mの日本最大級のアーチ式ダムは、眼前に立つと圧倒的なスケールで言葉を失う。霧がかかった北アルプスと、翡翠色に輝く黒部湖のコントラストが息をのむ美しさ。堰堤の上を歩き、高さと深さの両方を体感した。ランチはダム内のレストランで名物の「黒部ダムカレー」——ダムの形に盛り付けられたライスとカレーを、窓の向こうの湖を眺めながら堪能した。
🌊 黒部ダム / 富山県立山町(高さ186m)

善光寺(長野)
関電トンネルEVバスで扇沢に出て、バスで長野市内へ。旅のフィナーレは善光寺。創建1,400年を超える古刹で、宗派を問わず参拝できる庶民の寺として親しまれてきた。重厚な山門をくぐると本堂まで続く参道には歴史の重みが漂い、立山の雄大さとは対照的な静寂に包まれた。参道では名物のソフトクリームを食べ歩き、旅の締めくくりにふさわしい甘い一本だった。
⚩ 善光寺 / 長野県長野市1泊2日を振り返って
ひみ番屋街と内川——富山湾の豊かさを体感
廻鮮氷見前寿しでのどぐろ・白エビ・ホタルイカを食べ比べ、内川の番屋カフェでプリンと潮風を楽しむ。海の幸と港町の情緒がぎゅっと詰まった1日目前半は、富山の懐の深さを改めて実感した。
雪の大谷——5月に体験する別世界
標高2,450mの室堂に広がる雪壁の回廊は、5月とは思えない非日常の世界だった。霧に包まれた幻想的な白銀の道を歩いた体験は、アルペンルートならではの圧倒的なスケール感として長く記憶に残りそうだ。
黒部ダムカレー——絶景と絶品の組み合わせ
186mの高さを誇るダムの堰堤に圧倒され、翡翠色の黒部湖を窓越しに眺めながら食べるダムカレーは格別。富山から長野への縦断ルートを完走した充実感も加わり、1泊2日が信じられないほど濃密な旅だった。